原 雅巳(はら まさみ)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院独唱科修了。93年渡仏、オルレアン・コンセルヴァトワール(フランス)声楽家課程にて一等賞を取得し修了。ジュネーヴ・コンセルヴァトワール(古楽センター)を最優秀(審査員一致)の成績を取得し修了。
声楽を嶺貞子、佐竹由美、ジャクリーヌ・ボナルドーの各氏に師事。バロック歌唱法、およびバロック・ジェスチャーをモニーク・ザネッティ、ベアトリス・クラモア、解釈をイヴォン・ルペランの各氏に師事。
‘94年バークレイ(USA)古楽音楽祭に招聘され演奏。第33回ブリュージュ(ベルギー)国際古楽コンクール入選。フランス、スイスにて活動後97年帰国。以後、フランス・ルネッサンス、バロック音楽を中心に演奏活動を行う。カンプラ、モンテクレール、クレランボー、ラモーなどのカンタータの演奏は多数に及ぶ。ソロアルバム「ふらんすの恋歌」(’05)、ラ・フェート・ギャラントと「パリの悦楽」(’06)をリリースする。
大学院在学中より、故渡部惠一郎氏のもと、バロックジェスチャーの研究を行う。帰国後、本格的にバロック・ジェスチャー研究を進め、’01年には第69回日本音楽学会・東洋音楽学会の合同例会にてパネリストを務める。また、’05年放送大学の「西洋音楽の諸問題」に客員講師として出演する。
日本ヘンデル協会においてジェスチャー研究会を主催し、演技・歌唱指導を行う。協会の主催する演奏会の監修を行い、これまでにヘンデルのオペラ「リナルド」「セルセ」「アグリッピーナ」「パストール・フィードー」「アレッサンドロ」「パルテノペ」「フラーヴィオ」「デイダミーア」「アリオダンテ」等の演出、音楽監督をつとめる。
アンサンブル活動としては、大学院在学中よりアリアス・ヴォーカルアンサンブルに所属し、中世・ルネサンス期の宗教曲、世俗曲を中心にしたレパートリーで演奏活動を続けている。
「The First Noel」(’10)、「鳥の歌」(’12)、「Ave Maria」(’14)をリリースする。
現在、ア・カペッラ混声コーラス<アンサンブルMMG>(所沢)、女性ア・カペラコーラス<オルタンシア>(調布)の指導にあたる。
